ねる会議
「ねる会議」は、 宮下公園で寝ることをきっかけに、2017年初頭から、野宿者としての生活や人権を守り、たたかいとるために、渋谷・新宿などで野宿者を中心に活動しています。
「ねる」場所を守る作戦や考えを「ねる」ための会議、が団体名の由来です。
Twitter https://twitter.com/nerukaigi
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2025年6月21日土曜日
2025年6月19日東京都産労局段ボール手帳交渉
2025年6月18日水曜日
<緊急>東京都が新宿で野宿者排除!
新宿で大規模な野宿者排除が進行しています。6月4日、東京都建設局第三建設事務所(三建)が、所管する都道に生活する20~30名の野宿者に対して、道路工事を名目に2週間以内に立ち退くよう通告しました。工事期間は来年2月まで。その後に戻れる保障もありません。野宿の人たちは「急に出ていけと言われてどうしたらいいのか…」と困惑し憤っています。強いストレスにさらされ、体調が急激に悪化した人もいます。
同工事について調べてみると、場所によっては必ずしも期限までに立ち退く必要がないこと、工事の支障になるときに少しだけ移動すれば事足りることがわかってきましたが、三建は排除ありきの強行姿勢を変えませんでした。また、近隣の道路に巨大なバリケードを設置し、立ち退きに遭った人たちが避難する場所すら奪いました。
本日6月18日、立ち退いていない人の所有物をすべて撤去すると三建は宣言しています。私たちが法的根拠を問いただしても一切答えません。東京都は、人権無視・人命軽視の追い出しを中止しろ。
【抗議先】東京都建設局第三建設事務所 03-3387-5132
2025年3月21日金曜日
12月4日 厚労省要請行動報告
ブログ報告が遅くなりました。
東京都特別就労支援事業(以下、特就)における日雇健康保険(以下、日雇健保)の問題について、厚労省と話し合いを行いました。
厚労省側は、保険局・年金局・職業安定局から、係長など2名ずつ。私たちは、特就の労働者を中心に9名が参加しました。
就労の度に日雇健保を500円程度支払ってきたが、今まで職安や事業者から説明もなく、ほぼ全員が日雇健保の手帳を作っておらず、また仮に作っても2ヶ月で26日以上日雇しなければ資格がもらえず保険を使えないので、メリットが何もないことを冒頭で述べました。
その後、要望書に沿って回答をもらい、質疑や要請をしました。
日雇健保の控除を一括してやめる(適用除外する)のは、日本年金機構による個々のケースの判断を飛び越えてしまうので難しいとの答えでした。
75歳以上の後期高齢者について事業者が本人確認だけで適用除外できるように、生保受給者や国保加入者なら同様に除外できるではないか……ということは結論が出ませんでした。
私たちは、一括の適用除外が難しいならば、手続きを簡単にするように要望していました。
現状は、2ヶ月に一度、年金事務所で事業所ごとに申請し、承認書は住所地へ郵送になっています。
わたしたちの要望は、最大1年、1枚の申請で、承認書は窓口での手渡しというものでした。
2ヶ月に一度、年金事務所に行くのは煩雑だし、就労実態とも合っていません。また、住所地への郵送では受け取れない野宿者が大勢います。
除外期間はケースバイケースで年金事務所の判断という答えを引き出しました。窓口での承認書手交についは、事業所を通して申請し、事業所から承認書をもらう方法を教えてもらいました。
交渉の席では、かなりの部分がこの方法で解決するかに思えましたが、同じ現場に毎回入るわけではない就労形態や事業者の協力が必須な点など難点があります。やはり、個人が年金事務所で簡単に適用除外が受けられる方法も同時に追及する必要がありそうです。
話し合いは1時間を超えました。
野宿者にとって日雇健保による500円の天引きがいかに大きいか、500円を返してほしい、そもそも日雇健保の資格を得られる日数基準が厳しすぎる、日雇健保で健康診断も受けたい、などの声もぶつけました。
厚労省とは今後も話し合うことになっています。
ねる会議は具体的な申請も含めて、この問題を今後も追及していきます。
※後日、国保に加入している特就の労働者から、年金事務所での窓口交渉によって、除外期間が国保更新時まで10ヶ月、過去に遡っての申請が認められ、承認書を手渡しされた、との報告をいただいています
※日雇健保で特定健診(メタボ健康診断)を約5000円で受けられるとの連絡が厚労省からありました。しかし、これも資格が必要とのことでした。
2025年2月28日金曜日
カンパのお願い
2025年2月24日月曜日
2024→2025 年越しねる会議にご支援ありがとうございます。
最終日、参加者の一部は新しい場所で野営をはじめ、現在も維持しています。
野宿者を中心にした取り組みである「年越しねる会議」、皆さんのご支援・カンパにより今年度も無事に終わりました。
●年越しねる会議で泊まった感想
・テントに泊まったことはあまりなかったが、屋根・壁の有無で全然ちがう。人がそばに来ても中にいるかどうかバレなくて安心できた部分があった
・テントははじめて。みんなで力を合わせて年を越せて。来年に活かして、みんなが来れるようにしたい
・年末は若者が騒ぎに来た以外は快適でした
・泊まったのは一日だけでしたか、助かりました。あって良かったなぁと
・騒音はあったけど、今までの環境と比べれば気にならないくらい。はじめてテントを使った。こんなに快適だったのか
・数カ月ぶりに毛布で寝た。それが良かった。ホームレスでなくてホームあり
2024年12月22日日曜日
今年も暖かくすごそう! 2024-2025 安心していられる場をめざす 年越しねる会議
わたしたち野宿者にとって年末年始は、仕事もなく、図書館なども閉まり、暖をとりにくくなります。また、新たに部屋を出る人もいます。しかし、窓口が閉まり福祉を受けにくい時期です。
2024~25年の年末年始、ねる会議では、渋谷区立神宮通公園(南側、トイレあり)で、「安心していられる場をめざす 年越しねる会議」を行います。
「年越しねる会議」は野宿者が中心となって(支援の力もかりながら)行います。
今回の年越しねる会議は、12月27日から1月6日までの11日間。ながい!
野営のため、一人用のテントで寝場所を作ります。泊まりたい方はその日の「ねる打ち合わせ」に、ご参加ください。
お湯もふんだんに用意します!
お茶、コーヒー、カップラーメン(ひとり1日一個。その場で熱々を食べてください)など、どうぞ!
パワフルに暖かいジェットヒーターもあり!
毛布にくるまってのんびりしたり、映画を観たり、野宿生活について話し合ったりもします。
行政窓口が閉まっている間(12/28-1/5)、緊急で医療などを受けられるよう、12月27日に渋谷区と話し合いの予定。
また、初日の27日は、安心していられる場所をめざすために「やくそく事」をみんなで話し合って決めます。ぜひご参加を!
今年の冬は寒くなるという予報もありますが、暖かく安心していられるよう、年越しねる会議の取り組みに、ぜひ参加してください。
※飲酒や酒の持ち込み、セクハラ、暴言、暴力、差別、手配師はおことわり!
※許可のない撮影もお断りします。
※食べ物、飲み物、物資のカンパは、事前にねる会議にご連絡ください。お断りさせていただくこともあります。
추운 겨울을 함께 살아남자.
Vamos sobreviver juntos ao frio do inverno.
කූඩාරමක නිදාගන්නත් පුළුවන්.
Có thể ngủ ở trong lều
คุณ นอน ได้ ที่ เต็นท์.
Pwede ka matulog sa tent.
你可以睡在一個帳篷裡.
你可以睡在一个帐篷里.
If you are looking for somewhere to sleep, you can sleep in a one-person tent